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なぜ病気にかかるのか

犬は、多少調子が悪くても、飼い主に対して元気に振る舞って見せる動物だと言われています。
これは犬が持つ「愛らしさ」や「健気さ」の顕れの一つではありますが、体調管理の面から見ると少々問題がある事は事実です。

何故なら、もしこれが人間の子供であれば、「頭が痛い」「胸がむかむかする」「体が重い」等の諸症状を訴える為、親の方もそれに対してのリアクションを早期に取る事が可能です。
所が犬の場合は、この様な症状を口に出して飼い主に教えてくれません。
その為、病気の発見は、どうしても「飼い主が気付いてから」になってしまい、結果として、「飼い主の目に見える程、愛犬の体調が悪化してから」病院に掛かるケースが非常に多く見られます。

では、何故犬は病気になるのでしょうか？これには様々な研究機関により、報告がされていますが、その原因とされる事柄の一つに、愛犬に与えているドッグフードの質の問題が指摘されています。
現在、犬の主食となっているドッグフードは、ペットフード安全法等に基づいて各メーカーが製造・販売を行っています。

しかしながら、全てのドッグフードが安全とは言い切れない現状があるのです。
ドッグフードの原材料には、よく「動物性脂肪」や「動物性油脂」が使用されています。
実はこの原材料には、一時期狂牛病等で問題とされた、「肉骨粉」が使用されている事があります。

この肉骨粉は、狂牛病とは直接の関連性が証明出来ないという事で、結局グレーゾーン的な扱いとされているものの、原料は牛や豚や鳥の、屑肉・脳・脊髄・血液等です。
この為、これらを原料としているドッグフードは、安全性が確保されているとは言い切り難い現実があるのです。

また、犬の病気には人間と同様に、農薬や添加物の過剰使用されている原材料が関連しているとの指摘もあります。
その為、愛犬に与えるドッグフードには、「動物性脂肪の原材料が明確に安全と分かる材料を使用しているもの」「農薬・添加物の検査結果を公表しているメーカーの商品」等を選ぶ事が推奨されます。
人間と同じように、愛犬のドッグフードも原料等の安全性が公開されている品物を選ぶ事が、より安全なフードを選ぶコツなのです。