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ドッグフードの安全性を解説

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薬は安易に与えても大丈夫?

一度でも犬を獣医師に連れて行くと分かる事ですが、犬にも大変多くの病気が存在しています。
代表的な所では、犬フィラリア症、ジステンパー、犬パルボウィルス感染症、歯周病等の病気があり、中には人畜共通感染症(ズーノーシス)と呼ばれる、飼い主にも犬にも感染する類の病気、瓜実条虫(犬のノミ)等も存
在します。
これらの病気は、予防出来ればそれに越したことはありませんが、中々全ての病気に対して100%防止するのは難しいのが現実です。

しかし、もしも愛犬が病気に掛かっても、素人判断で適当な薬をドッグフード等の食べ物に混ぜて与えるのは、かえって犬を生命の危機に晒す事になる為、絶対にお勧め出来ません。
具体的な例として、犬に取って最も恐ろしい病気の一つ、犬フィラリア症を具体例にして紹介しましょう。

例えば、「室内犬の小型犬で外には出ないから、蚊が運ぶフィラリアの予防は必要無い」と思っている飼い主がいるとしましょう。
実際に夏になった時、室内の空気を入れ替える際や、お洗濯物を外に干す時に、網戸を開けないといった事がありえるでしょうか?蚊はちょっとした隙に室内に侵入してきます。
また、小型犬は大型犬に比べて比較的心臓が弱く、たった一匹フィラリアが発生しただけで、時に死んでしまうケースも有り得るのです。

では、実際に犬フィラリア症に罹患した際、闇雲に薬を飲ませれば良いかと言えばそうではありません。
この犬フィラリアの薬はドッグフード等に混ぜて食べさせますが、きちんと用法・用量を守って与える事が大切です。

人間も同じですが、犬も体重に比例して「与えられる薬それぞれに、副作用が発生しない限界量」や、「薬を与えるにふさわしいタイミング」というものが存在します。
これを守らなければ、むしろ副作用が出て、最悪の場合は愛犬を死に至らしめてしまうのです。

大切な事は、まず第一に愛犬が犬フィラリア症に掛からない様に予防を行う事です。
この予防は、ドッグフードに混ぜて犬に与える予防薬がありますが、これも用法や用量を誤ると重篤な状態になってしまいますので、必ず獣医の指示に従ってください。

そしてもしも、愛犬が犬フィラリア症を患ってしまったら、まず状態を確認し、すぐに獣医による治療を受けましょう。
その上で、医師の指示に従って治療薬をドッグフードに混ぜて飲ませる等の治療を行いうのがベストです。