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ファロー四微症

ファロー四微症(ファローしちょうしょう)という病気は人間にもある病気です。
人間の場合には手術をして治療もできるのですが、
犬の場合には現状のところ、有効な治療方法はないとされています。

先天性の病気です。
有効な治療方法がないため、症状を緩和させる対処療法が主な治療ということになります。

このファロー四微症の主な症状は、疲れやすかったり、運動時の呼吸困難、
チアノーゼ症状(舌や口腔内が紫色になる)、貧血で倒れる、腹水が貯まる、咳をする、など。

心臓の内部で4つの異常(奇形)がでることが、四微症と言われる所以です。
4つの異常とは、

①心室中隔欠損
②右心室肥大
③大動脈騎乗
④肺動脈狭窄

です。
心臓の疾患のため、酸素が十分に体内に行き渡らず死に至るという病気です。

この病気の犬にできるのはお薬の投与ということになりますが、
食事にも気をつけてあげることが最優先となります。
動物病院で購入することも可能ですが、心疾患用に製造されている心臓療法食というものも販売されています。
インターネットなどでも購入可能なものもたくさんあります。

心臓病の子になぜ心臓用の療法食でなくてはダメなのか?というのは、
一般のご飯では栄養が高すぎたりするからです。
運動が十分にできない犬に栄養を与えすぎれば、体重増加に加え、
体への負担が大きくなりすぎ、心臓への負担を増やしてしまいます。

体調が思わしくなくなると食事ができなくなる犬もいます。
このような心臓サポート食はドライタイプ、缶詰に入っているウェットタイプなどありますので、
その日の愛犬の体調に合わせて使い分けられると良いかと思います。
ドライフードをお湯で柔らかくふやかして食べさせるのも有効です。

一日でも愛犬を長く過ごしたいと思うのが飼い主として当然だと思います。

心臓の状態や生活環境に常に気を配ってあげることが第一です。
適切なドッグフードを与えることで愛犬の体調管理を行ってあげるようにしてください。