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動脈管開依存症

動脈管開依存症とは、通常であれば出生後は閉鎖するはずの肺動脈と全身動脈をつなぐ動脈管が、
閉鎖せず開いた状態で、心不全や呼吸障害を起こす可能性があります。

動脈の血液と静脈の血液が混ざってしまう大変恐ろしい病気です。

この病気は先天性の心疾患で、犬に最も多い心疾患とも言えます。

症状がないため健康診断などで心雑音が聞こえるという所見のみが出る事があります。
子犬の状態で心雑音が聞こえるときにはまずこの症状を疑う可能性が高いと思われます。

通常であれば産まれて2~3日で閉じるはずの動脈管が閉じないために起こる病気です。

治療方法としては、穴があいている部分を塞ぐという外科的手術となりますが、
血液が逆流している場合は、動脈管を閉鎖することにより右心不全を併発し、
死亡してしまうケースもあるため手術は出来ません。

難しい手術となりますので獣医師の先生との相談がかなり必要になります。

症状としては見分けるのが難しいですが、
元気がない・発育が悪い・左心不全などの症状もまれに見られるため、
注意深く観察するようにしてください。

子犬の時に穴が小さかったりすると無症状のまま5、6歳まで成長することもあります。
突然呼吸困難に陥ったり貧血や運動能力の低下などが見られることもあり、
重くなってくると心不全などを併発し、死亡するケースもあります。

子犬の場合、先天的の異常が激しいと、生後1~2ヵ月という小さい時に、
重い呼吸困難や元気の消失、食欲不振などを起こしやすく、
成長が妨げられたり、死亡することもあります。

心臓の病気になりますので、この病気の場合には心臓用の療法食などを与えてあげてください。
通常のドッグフードでは、過剰な塩分の摂り過ぎや、必要な栄養が足りなくなる恐れがあります。

また、運動が出来なくなりますので、過剰なカロリーは犬を肥満にさせてしまうこともあり、
肥満は心臓に多大な負担をかけることになります。

愛犬の体に負担をかけないような食生活を選ぶように心がけていただきたいと思います。