ドッグフードを食べない時の対処法

愛犬がドッグフードを食べない時、いつもの好き嫌いと諦めてしまうことがあるでしょう。
即座に別の製品を購入したり、嗜好性の高い缶詰をトッピングしたりという方法は、あくまでも急場しのぎの対処法にすぎません。
実は、食べない理由が単なる好き嫌いでないこともあります。
まずはなぜドッグフードを食べないのかを理由を探り、そのうえで対処法を考えましょう。

1.まずは確認したいこと

犬がドッグフードを食べないということはよくあります。
特に小型犬は食事へのこだわりが強い場合が多く、単なる気まぐれで食べないという行動を見せるものです。
しかし、食べない理由がわがままなだけとは限りません。
まずは、食べない理由が体調不良なのか、犬の体に何か異変がないかなどを確かめましょう。

1-1.口内トラブル、歯の状態を確認する

犬の口内トラブルは、早ければ3歳ごろから深刻な症状が出始めます。
虫歯、歯槽膿漏、歯肉炎、歯石、歯垢の過剰な付着などがあります。
ひどい場合は歯茎が壊死してしまっていることもあります。
このような症状は初期の段階でも歯に痛みや不快感があり、固いドッグフードを食べる事ができなくなります。
愛犬が食事を食べない場合、口内を確認して目立った異常がないかを調べてあげましょう。
もしひどい口臭や目に見てわかるほどの異変がある場合は、早期に動物病院を受診しましょう。

1-2.急激な体重の変化やしこりの有無などを確認する

犬は本来常に空腹状態にあるはずです。
その本能に逆らい食事をしない場合は、実は内臓機能に何らかの不調を抱えていることもあります。
体調が悪くて食欲が湧かないこともあるのは犬も同じです。
食欲不振の際は、わがままという先入観をすて、愛犬の症状を考えてあげましょう。
食欲不振の他に、急に体重が減ったり、しこりなどが確認できたりした場合は、なんらかの病気が潜んでいる可能性があります。
病院に連れて行き、体の不調の原因を調べましょう。

2.ドッグフードの与え方を工夫してみる

ドッグフードを食べない原因が病気でなかったからといって、すぐに美味しいフードや目新しいフードに変えてはいけません。
あげ方次第でこれまでのフードを食べてくれる時があります。

2-1.食べなかったらすぐに片付ける

犬はドッグフードを食べないことですぐに新たな製品やより嗜好性の高い食事が用意されると認識すると、日に日に要望がエスカレートするものです。
そのため、食べないたびにコロコロとフードを変えると、よりわがままな犬になってしまいます。
まずは、出された食事をいつまでも食べ始めなかったら、お皿を片付けましょう。
そして、次の食事まで餌やおやつを与えないようにします。
こうすることで、出された食事は必ず食べなければいけないということを覚えさせます。
この方法はフードを食べない時以外にも、遊び食いや好き嫌いの対処法にも応用することができます。
ただし、生後間もない子犬や高齢犬の場合は、1回の絶食が健康面での不安につながる可能性あります。
子犬や高齢犬の場合は別の方法を試してみましょう。

2-2.知育玩具を活用する

新しいフードを買うのではなく、知育玩具を購入しても良いでしょう。
1食分のドッグフードを一気に詰めることのできるほどのサイズの知育玩具を用意します。
これまでのように無条件で器にドッグフードを入れ与えるのではなく、当面は知育玩具を器替わりに活用します。
知育玩具を使うことで本能が刺激され、遊びに夢中になるうちに自然と食欲が改善に向かうからです。

2-3.飼い主の手から食べさせる

食欲がなくてどうしても食べないという時は、飼い主の手であげても良いでしょう。
ドッグフードを軽くふやかし、ペースト状にしたものを飼い主の掌に乗せ、愛犬の目の前に差し出してみましょう。
こんな簡単な事で途端に愛犬の食欲を回復させる効果があります。
この方法を何度か続ける中で次第にドッグフードを硬いまま、器の中から食べられるように改善に向かいます。
根気強く愛犬に付き合ってあげましょう。
ただし、飼い主に構ってほしくてわざとドッグフードを食べないという場合もあります。
その場合に手であげるのはむしろ逆効果です。
あくまでも食事は自分から食べるものであるとしつけしたうえで行うようにしましょう。

3.フードを変える前に確認を

ドッグフードを変える前に、食べない理由を考えたり、与え方を工夫したりしましょう。
フードを変えなくても食べてくれるかもしれません。
病気がないにも関わらず、今回紹介した方法を試してみてもやはり食べなかったらフードを変えてみても良いでしょう。
フードの変更はあくまで最終手段と考え、どうやったら愛犬がフードを食べてくれるか試行錯誤しましょう。

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