ドッグフードのガムはどんな時に必要?

愛犬の大好物の「ガム」は用途が分からない、与えるタイミングがわからないという意見があります。
子犬の甘嚙み予防にと提案されることもありますが中には全く見向きもしないこともあるものです。
犬用のガムが正しく用いる事でとても重宝するアイテムです。
ぜひご家庭でのお悩みや生活スタイルにあわせて上手に活用をしましょう。

1.愛犬用ガムが必要な時

ドッグフードのガムは主食ではなく、あくまでおやつです。
そのため、毎日欠かさず上げるものではありません。
目的によってあげるべきタイミングがあります。

1-1.虫歯予防のため

犬用のガムは歯磨きの代わりとして活用することができます。
犬も人間と同じでこまめに歯磨きをしていないと虫歯や歯周病になってしまいます。
けれども犬の中には歯磨きを嫌がる子もいます。
そんな子にはドッグフードのガムをあげましょう。
ガムを噛むことで、歯に付着した歯垢を取り除くことができるのです。
中には歯磨きやデンタルケア用として販売されている製品もあります。
飼い犬の虫歯予防をしたいと考えている方は、ぜひ犬用ガムを活用しましょう。

1-2.甘嚙みが激しい子犬へのしつけ

生後半年までの子犬は、乳歯の生え変わりや身体の成長を実感する事で日々甘嚙みが絶えないものです。
この時、手や家具を噛む代りにガムを噛むようにしつけをするとお悩みを解決する事が出来ます。
まずは、手や家具を噛んだ瞬間に短く厳しい口調で叱ります。
代わりにガムを差し出し、ガムを噛んだ瞬間に大いに褒め正しい行動だと理解させます。
このような方法でしつけることによって、噛んで良い物と噛んではいけない物との区別を覚えさせるのです。

1-3.留守番が多い犬のおもちゃとして

留守番の最中犬は退屈、不安、さみしさなど様々な感情を抱えています。
中にはこのような感情が強まり自身の尾や足先を噛む、舐めるという自傷行為を起こすこともあります。
このような問題の解決にもガムが有効です。
ガムを与えるタイミングは、飼い主が出掛ける直前です。
愛犬にガムを与え、愛犬が噛み始めたタイミングでそっと外出をします。
日々同じ製品では飽きてしまう場合は、フレーバーを変えたり、ガムと知育玩具を併用したりしてもよいでしょう。
留守番以外の時間は極力おやつやガムを与える事は控えるように心掛け、留守番の時にもらえるガムの特別感を高めてあげるとより効果的です。

1-4.無駄吠え、興奮などへの対処

来客、他犬、家族の行動に過剰に反応し、無駄吠えをしたり過度な興奮をしたりしてしまう場合には、叱るよりもガムを活用したしつけが効果的です。
飼い主が床やソファなど愛犬の届く場所に座り、ガムを片手でしっかりと握った状態で興奮状態にある愛犬を呼び寄せます。
ガムを噛んでいる間は必然的に興奮も治まります。
この方法で犬の興奮を鎮めることで、ガムが欲しい、あるいはガムを噛むためには飼い主の傍にいる必要があるということを犬に覚えさせます。
このしつけが条件反射的に習得出来れば、咄嗟のタイミングで飼い主がガムをもっていなくても床に座り愛犬を呼ぶだけで愛犬を呼び戻し、落ち着かせることができるようになります。

2.ガムを与える時の注意点

いいことづくめのように見えるガムですが、与える時は下記の点に注意が必要です。

2-1.丸のみに注意する

実は、愛犬がガムを丸呑みしてしまい喉につかえてしまうという事件が頻繁に起きています。
これを防ぐために、ガムがある程度まで小さくなったり、柔らかくなったりした時点で回収しましょう。
大きめのガムならば飼い主が端を手でしっかりと持ってゆっくり食べさせるという方法もあります。
ガムの誤飲を防ぐために何よりも大事なことは、飼い主の目の届くところでガムを食べさせることです。
留守番の時にあげる場合は、喉につかえないように細くて小さめのものを与えましょう。

2-2.アレルギー症状の有無を確認する

ドッグフードと同様に、おやつであるガムでもアレルギーが起こる可能性があります。
例えば、ガムの素材には牛の皮が使用されていることが多々あります。
牛肉にアレルギーを持っている場合、このガムを噛むことでアレルギー症状が出てしまうかもしれません。
牛皮の他に魚の皮や馬のアキレス腱、小麦粉を使用した製品もあります。
何かしら食物アレルギーを持っている子にガムを与える場合は、アレルゲンが含まれていないか原料を必ず確認しましょう。

2-3.適切な硬さのものを選ぶ

ガムは、愛犬の歯の成長度合いや年齢、犬種にあった製品を選びましょう。
例えば、過剰に硬いガムを成長途中の子犬やあごの力が弱い小型犬に与えてしまうと、全く噛むことができません。
最悪の場合、大切な歯が欠けてしまうこともあります。
子犬や小型犬には比較的柔らかいもの、逆に成犬や大型犬には噛み応えのある硬めのものというように、犬の年齢や体格によってガムの硬さを調節してあげましょう。

3.愛犬がガムを飲み込んでしまった時は?

万が一愛犬がガムを飲み込んでしまっても、大抵は便と一緒に数日で排出されます。
飲み込んだ後に犬がいつも通り元気な場合、とりあえず緊急性はありません。
数日は様子を見ましょう。
しかし、数日間下痢が続く、食欲が減退するという症状が見られる時は消化不良を起こしている事が考えられます。
この場合は動物病院を受診しましょう。
中には飲み込んだガムが喉につかえてしまい、ガムの形状が喉のあたりに浮き出ているという事もあります。
このような場合は救急処置が必要になるので愛犬を刺激しないように注意しつつすぐに動物病院へ搬送しましょう。

4.むやみに与えず、使い時を選ぼう

ドッグフードのガムは、しつけや虫歯予防など愛犬の健康管理に非常に便利です。
すが、与え方を間違えると愛犬の健康を損ねてしまう恐れもあります。
与え方にはくれぐれも注意して、ガムを有効に活用しましょう。

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