ヘルシーなドッグフード

ヘルシーな食事は健康の秘訣とは人間も犬も同様です。
でも犬の場合どのようなドッグフードがヘルシーといえるのでしょうか? 犬の場合、ヘルシーという表現は肥満犬用製品に使用される事が一般的です。
この様な製品は動物性タンパク質を除外する事でカロリーカットを行っていますが必ずしもこのような製品がヘルシーとは言い切れません。

1.ヘルシーなドッグフードとは

ヘルシーという言葉には色々な意味合いがあり健康的、低カロリー、栄養バランスが整ったなど様々な解釈が出来ます。
人間の食生活においてはヘルシーという言葉だけで大抵の意味が伝わります。
でも犬の場合ヘルシーという意味が本来の健康さからかけ離れて使用されているケースがあります。

1-1.誤った意味のヘルシーなドッグフード

愛犬にヘルシーな食事をさせたいと考えるタイミングは、肥満の場合が最も多いと言えます。
肥満は様々な病気の引き起す可能性があり、決して看過できない生活習慣病です。
そのためにもヘルシーなドッグフードを与えて、適正な体重に戻したいと思うものです。
間違ったヘルシーなドッグフードは以下の特徴が挙げられます。

  • ・動物性タンパク質を配合しない
  • ・穀物など低カロリー、低栄養な原材料を使用する
  • ・通常食に比べ1/2~1/3程度にまでカロリーをカットする

ドッグフードに使用される穀物は、人間用可食部位を取り除いた残留物が主たる素材で、栄養素の残留はほとんどありません。
愛犬に与えても一時的な満足感を得る事はできても、必要となる栄養素は接取できていません。
その上、ダイエットという命題があるために特別視される事が多く、原材料の仕入れ原価が通常食に比べ安価であるにも関わらず、販売価格が通常食を上回るという逆転現象が起きています。
間違ったヘルシーなフードを与え続けていると、却って愛犬の健康を損なってしまう恐れがあります。

1-2.正しい意味のヘルシーなドッグフード

正しい意味でのヘルシーなドッグフードとは、犬の食性に合ったフードのことです。
動物性タンパク質が少なく、穀物が多いフードはお世辞にも犬の食性に合っているとはいえません。
ヘルシーなフードには程遠いのです。
愛犬のためにヘルシーな食事をあたえたい場合は、以下の点を基準に考えましょう。

  • ・良質な動物性タンパク質が主原料になっている
  • ・保存料、着色料など愛犬に必要のない成分を配合していない
  • ・信頼出来るメーカーの製品である

適性体重でも肥満でも、犬が健康を維持するために必要となる栄養素の種類は違いがありません。
違うのは接取する分量だけです。
犬が必要とする栄養素をしっかり賄うことができるフードこそ、ヘルシーなフードといえるのです。

2.ヘルシーなドッグフードを選ぶときのポイント

正しいヘルシーなドッグフードとは何かが分かったところで、ヘルシーなドッグフードを選ぶ際は具体的にどんなポイントを押さえれば良いのかを頭に入れておきましょう。

2-1.良質な動物性タンパク質が豊富

何よりもまず優先したいことは、良質な動物性タンパク質が豊富に含まれていることです。
オオカミを原種とする犬は人間よりも肉食に近い動物です。
そのため、多くの動物の肉から栄養を摂取しやすい体になってします。
動物性タンパク質が豊富なフードは、こういった犬の食性に合っているためヘルシーであるといえます。
また、量だけでなく質にも注目してください。
○○ミートや肉副産物粉などの原料は、どんな動物の肉が使われているが明記されていないので質の面で不安が残ります。
「ラム」「ビーフ」「ターキー」のように具体的に書かれているものを選びましょう。

2-2.危険な添加物が不必要に使われていない

保存料や着色料などの化学合成された添加物は、犬の健康に甚大な被害を及ぼす恐れがあります。
中には人間の食べ物への使用が禁止されていたり、発がん性が指摘されていたりするものもあります。
犬は匂いで食べ物の判断をするため、綺麗に色を付けるために着色料を使用する必要はありません。
保存料は賞味期限を延ばすために使われますが、早く消費すれば賞味期限が短くても問題ありません。
ヘルシーなドッグフードを買いたいなら、自然由来の添加物が使われているものを選びましょう。
「ローズマリー抽出物」や「アスコルビン酸(ビタミンC)」、「トコフェノール(ビタミンE)」などが挙げられます。
こういった添加物は人間の食べ物にも含まれていますのでより安心です。

3.ダイエットが必要な時のフードの与え方

愛犬にダイエットが必要な場合は、前述のポイントを踏まえてフードを選びましょう。
その上で、給与量を10%ほど減らして与えます。
一カ月ほど経過を観察し、体重減少が見られない場合は15%、20%と減量幅を増やして体重の変化を確認します。
適正体重に達してからはそのままの分量を維持し体重の維持に努めましょう。
分量を変えて与えれば、カロリーが少ないフードを与えずともダイエットをすることができます。

4.ヘルシー=ダイエットではない

犬にとってのヘルシーなフードとは、犬の食性に正しく適応した栄養バランスの取れたフードのことです。
決してダイエットに特化した栄養価の低いフードのことを指すのではありません。
愛犬のダイエットをしたいと考えている人は、今一度フードに含まれている原料を確認し、犬の食性に合っているか、タンパク質は豊富に含まれているか、危険な成分は含まれていないか、などを確認しましょう。
あとは、愛犬が太らないように量やあげる回数を調節しましょう。

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