
愛犬の健康を気遣うのであれば良質なドッグフードを与えるか、
あるいは手作り食を愛犬に食べさせるのが良いでしょう。
ただ、気をつけなければいけないことは、手作り食を食べ慣れている犬は
ドッグフードを食べなくなるという点です。
ドッグフードは犬にとっては、人間で言うインスタント食です。
手作り食は愛情のこもった料理ですから、当然手作り食の方が美味しいのは目に見えています。
人間だってインスタントよりは愛情こもった手作り食の方が美味しいですからね。
アレルギーが多い子(特に皮膚疾患など)にとっては手作り食は有効ですが
お留守番の時間の長いご家庭やお留守番の時間がずれるご家庭、
それから、手作り料理を作る時間がないご家庭には
ドッグフードをお勧めします。
ドッグフードは種類によって様々ですが、
動物病院でしか手に入らないような療法食もあります。
市販で売られているお手頃な価格のものには、
いろいろなものが混入されていますから愛犬の体調を見ながら与えてあげていただきたいと思います。
皮膚疾患などがあるばあいには、低アレルギーのドッグフードをあげるなど、
その子の持つ病気や疾患に合わせてドッグフードを探すと良いでしょう。
手作り食は、その子の体調に合わせながら作ってあげることができますね。
手作り食のデメリットは作ってくださる方が一人しかいない場合、
もしその方が病気になってしまってご飯が作れなくなってしまった時には、
愛犬は手作り食に慣れてしまっていますから、ドッグフードを食べてくれないということがよくあります。
また、愛犬が病気になった時、動物病院での食事もドッグフードが主流ですから、
ご飯を食べてくれないということが起こりうる可能性もあります。
手作り食と市販のフードの違いは以上にも書きましたように、
簡単に短時間でご飯をあげることができるドッグフード。
手間はかかるが愛犬のニーズに合わせて愛情を込めた料理をあげられる手作り食。
といったような違いになります。