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心不全

心臓病には色々な病気がありますが、
心臓の機能が低下してくるといろいろな症状が徐々に現れ始め、
そのまま放置しておいてしまうと心不全に移行します。
心不全というのは突然現れる病気ではなく、心臓病にかかった犬の末期の状態のことを指します。

心臓病を疑うまず第一は、咳をしているということです。
また、運動を嫌がったり失神することがある場合にも心臓病を疑ってください。

このサインを見逃すと心臓病の進行をさせてしまうことになり、末期の心不全へと移行してしまうわけです。

心臓病は高齢犬に多い病気ですので
高齢になったら、動物病院へ健康診断に定期的に行くことをお勧めします。

失神でなぜ心臓病を疑うのかというと、
心臓病にかかっている犬は心臓から脳へ送り出される血液の量が不足して、
脳に補給されなければいけない必要量の酸素が不足することが原因で失神することがあるからです。

失神にはテンカンという病気も疑われますが心臓病の失神とテンカンの失神には大きな違いがあります。
心臓病での失神のばあいには、倒れてから1~2分後には正常な状態(普通の状態)に戻ります。
テンカンで失神した場合には通常に戻るまでに10~30分ほどかかることが多いのです。

また、心臓病の治療には基本的に安静療法、食事療法、薬物療法の3種の治療法を組み合わせて行うことが普通です。
心臓病の治療で最も大切なのは、安静を保つことです。
あまり過度な運動をさせることは、犬にとって負担でしかありません。

心臓病と診断されたら、飼い主は犬を安静に保つようにしましょう。

食事療法ですが、心臓病への食事は塩分の摂取量を減らすこととなりますので
塩気のある食事を与えないということが、絶対条件です。
動物病院で処方される療法食ですとか心臓サポート食に切り替えるのがいいでしょう。
しかし、療法食は味付けもニオイも薄いため、あまり食べないという話をよく耳にします。
そのような場合は、少量の調味料(蜂蜜、ジャム、ゴマ、サラダ油)を加えてみると良いかもしれません。

薬物療法に関しては獣医師の言うことをよく聞き
決められた量の薬物投与をするように心がけてください。